全タイパワード

好きなものを好きなだけ

スパイダーマン:ホームカミングの雑感いろいろ

こんにちは、始条アキラ(@AkiraShijo)です。

 

f:id:AQL826:20170816111807p:image

8月11日に公開された『スパイダーマン:ホームカミング』、おかげさまでFan's Voiceに書かせていただいたイースターエッグ・小ネタ集や、その補足っぽい前回のブログ記事もけっこう読んで頂けてるようです。ありがとうございます。
で、その後も何回か観て2D版3D版IMAX版字幕版吹替版にMX4D版をとりあえずチェックできたので(4DXはまだ)、せっかくの機会だから上2記事に書くような小ネタってほどでもない、雑な気付きや感想を箇条書きでダーッと書いていこうかなと。ふせったーに全部書くのダルいし。

 

・冒頭、トゥームスがアベンジャーズの絵を見るシーン。彼らが片付けているのはおなじみのグランド・セントラル駅?PS2版『スパイダーマン』ではショッカーを追いかけたりスコーピオンと戦ったりした思い出がある

・このシーンの時点で、当時のトゥームスに幼い子供がいることが示唆されている

・先住民をインディアンと呼んだり、絵をよく見る時にビーバーみたいな顔になったりするトゥームス。「こんなおっさんいるよね」感が最高

f:id:AQL826:20170816105948j:image
参考

・看板が落ちた旧スタークタワー。アベンジャーズのテーマのフレーズが流れるのがいい

・やっぱりヒーローやチームごとにテーマBGMが決まってるのはいいよね。本作でもスパイダーマンのテーマとバルチャーのテーマが交互に流れまくっていた

・「世界は変わった。俺たちも変わる時だ」ニューヨークの戦いがMCU世界を変えたことは今までさんざん描かれてきた。もう一人の主役、バルチャー誕生の瞬間。マイケル・キートンの目尻のシワがあまりにも最高。このシワを見るためだけにIMAXに行くレベル

・トゥームスの声優は大川透。なんでもこなす人だけど特に「冷静だけどたまに荒々しい話し方になるおっさん」の役をやらせたら天下一品だと思う

・スーツAIカレンは井上喜久子。最高。吹替版ではハッピーの携帯電話の自動応答メッセージも兼任?

・「スーツもらっていいの?」子犬のような表情のピーターことトムホ。お前のような21歳がいるか

・早いだけじゃダメなフラッシュ。単純にフラッシュの名前弄りなだけでDCのフラッシュはあんま関係ないか ズートピアのナマケモノも遅いフラッシュだったよね

・スパイダーマンの活躍。いきなり星条旗をバックに登場。これまでの作品でもクライマックスに同じことをしていたが、やっぱりアメリカを背負って立つヒーローの象徴はスパイダーマンだよな!ちょっと早かった気もしなくもない

f:id:AQL826:20170816110028j:image

・今回も登場、スタン・リー。役名はゲイリーで、向かいのマージョリーおばさんと仲が良い。元ネタとかあるんだろうか

・カメオ部分だけすでに何本ぶんか撮り終えてるらしいスタン。今回も明らかに別撮り(同じカットにスタンしか写ってない)だったが、別にそこは普通に引きの画に合成してやってもいいんじゃなかろうか

・GotG2ではウォッチャーの使者であることが明らかになっていたスタン。一回限りのギャグとはいえ、今回のゲイリーも同一存在だと仮定してもまあ問題はなさそう

・長生きしてほしいなあ

・体育館にて。思わずモリモリ腹筋しちゃって先生に褒められるピーター。苦しそうな演技をするのがいい

・おなじく体育館。「Fするならソー、結婚するならアイアンマン、ハルクは殺す」あの世界のリアルな学生の会話。殺さんでも

・おなじく体育館。「もしスパイダーマンの全身が焼けただれてたら?」デッドプールを意識か?でも原作でもこんなセリフあった気がするから考えすぎかも

・おなじく体育館。周りはスパイダーマンを呼ぼう!とはやし立てているが、リズだけはピーター本人を歓迎しようとしている。この時点でちょっと気になってるようだ

・タイ料理店。「もち米プディングをどうぞ」たぶん浪川大輔。ベティと一緒に校内放送のMCやってるジェイソンと兼任か

・「クモは死んだ」スパイダーマンのオリジン。興味深いのは、ピーターがクモを死んだと確認している点?でもそう思い込んでるだけかも

オリジンをあえて描かないという選択。「みんなが知ってる同じオリジンで、ベンおじさんが死ぬのはもういいでしょ」みたいな監督の談があったけど、それはそれとしてまあ観たい

・まあでも、この映画だけに関して言えばカットは英断だったか

・一定の高さで自動で開くパラシュート。おそらく『アイアンマン』の高度による凍結への反省から生まれたギミック?『アベンジャーズ』でもあったように、とにかくトニーには高所からの落下によるトラウマが多そう

・パラシュートが開いたらすぐにスッ飛んで来るアイアンマン

・インドからの遠隔操作。「親愛なる隣人でいればいい、チュロスをもらった時みたいに!」トニーがサラッと口を滑らせていたが、これはピーターがハッピーの留守録に残しておいたメッセージ。ピーターをちゃんと見るどころかメチャクチャ過保護にチェックしていることがわかる

・インドで何をしてたんだろう?なんか大人も子供もみんな喜んでるから、なんとなく学校を建てたとかだと思う

・激怒して基地に帰ってきたバルチャー。荒々しくスーツを脱ぐのがいい

・おなじくバルチャーの帰還。スマホで妻への弁解メールを打つことに集中するトゥームスは、高所密閉ツール(字幕ではシール。封印のsealだろうけどちょっとわかりにくいか)を作ろうと勧めるティンカラーの話を全然聞いてなくて反応が遅れる。超リアルな描写

・ショッカーの態度にキレるトゥームス。ここの表情がいい、特にがいい

・学力コンテストのメンバー、エイブ役の梶裕貴。チェスクラブのアジア系の少年もたぶん兼任

・この少年は終盤でもトイレでハッピーを不審に見つめながら手を洗って出て行く

・学力コンテスト、正確には「アカデミック・デカスロン」。学問十種競技とでも訳すべきか

・『ビッグバン・セオリー』とかでもやってた気がする。ぶっちゃけ早押しクイズの部分が一番盛り上がるからか、そこばっかり見かけるような……

・「ベルで遊ぶなと言ったろ!」エイブはバスでもベルで遊んでいる。それにしてもこの指摘、なんかクイ研(クイズ研究会)のオタクっぽさ全開でリアル

・デカスロン大会の会場の看板。よく見るとアウディにソニーにコカコーラ?本作のスポンサーがそのまま並んでるっぽい

・デカスロン大会前夜。照れながらなんとかプールに誘おうとするリズ。ちょっとかわいそう

・おなじく前夜。学友たちが遊ぶプールを窓越しに見るピーター。このシーンだけではなくリズ宅のパーティ、ホームカミングでも同じく一枚のガラスによって日常と非日常、学生生活とヒーロー生活が隔てられているのがわかる

・どのシーンでも、ピーターは一歩踏み出せば普通の生活に戻れる。しかし彼はそれを選ばない

・ワシントン塔では逆にスパイダーマンとしてガラスをぶち破って友達を救う。エレベーターからリズにウェブを飛ばして救うシーンは『アメイジング・スパイダーマン』のオマージュか

・ガソリンスタンドにて悪党たちの会話。ラゴスでガントレットを回収したことやトリスケリオンの後始末がまだ続いていることを話している。この人たち地味にグローバルだよな

即死モード、吹替では瞬殺コマンド。ピーターを守るためとはいえやりすぎだぜトニー!!

・DODC保管庫。ウルトロン子機の首がゴロンと転がるのがいい

・逆さまのキスを勧めるカレン。『スパイダーマン』のオマージュ?

・ワシントン塔から学生たちが救い出されたニュースを見るトゥームスの目。変化する表情の演技がいい

・フェリー上にてトニーとの電話。「バンドは一ヶ月前にやめたと聞いた」先述の通り、トニーはちゃんと報告を聞いて覚えている

・割れるフェリーを支える。散々言われてるけど『スパイダーマン2』のオマージュ?

・「FBIは誰が呼んだと思ってる?」もちろんトニーの仕込みと思われる。"アベンジャーズより格下の連中"、すなわち普通の捜査機関

・アイアンマンを一機送れば解決じゃん!と思わなくもないが、おそらくトゥームス程度の小悪党がゴロゴロいる世界でそれをやってると収拾がつかない&下位捜査機関の仕事をまた奪うことに繋がるのかも

・フェリーにポコポコ貼りつく小型ブースター。『シビル・ウォー』でローディが墜落したことの反省から自律型のブースターを開発した?

・束の間の学生生活を満喫。ここもうちょっと長く見せてくれてもよかったけど、それじゃちょっとテンポが落ちたかも

・ホームカミングの準備。ここでインターネットとかじゃなくてメイおばさんに頼るっていうのがリアルさもあるし、家族として信頼してる感じがあっていい

・こんにちはお義父さん。予想してはいてもやっぱりビビる

・トゥームス邸。この幸せな家庭も闇のビジネスで成り立っている

・トゥームスが真っ当に「いいパパ」なのがいい。彼は悪人ではなく、家族を守るためならいくらでも悪くなれるだけの本物の狂人

・トゥームスと車内での駆け引き。赤信号に照らされるキートンのシワが映える

・追跡できるよう、携帯を置いてきたピーター。おそらく最初からトゥームスを追うつもりだったが、ホームカミングを楽しむ友人たちや好きな子を扉から見たことで一瞬の葛藤。無音の演出で引き立つトムホの表情が本当にいい

・廊下を走りながらスーツを脱ぐピーター。ここは燃えるんだけどやっぱりスーツの下にスーツを着てて欲しかったというのはある。ただまあホームメイドスーツはゴワゴワしてるから無理だよな

・ネクタイを投げ捨てるけど一瞬そっちを見るのがいい。おばさんと頑張って結んだもんね

・裏口を見張っていたショッカーことシュルツ。さすが8年バレなかったトゥームス、用心に用心を重ねている

・このシーンでピーターがホームメイドスーツを着ていなかったら、ショッカーにも正体がバレていたことに。危なかった

・トゥームスの性格上、なんとなく正体がピーターだとバラしてはいない気はする

・ラスト、ガーガンの「ウワサでアンタが正体を知ってると聞いた」これたぶんシュルツしか知らないよね?こいつも炭にしとくべきだった

・追い詰められたトゥームス。「ヤツらのゴミを拾い、食べ残しを食べている」ここ最高にバルチャー(ハゲタカ)

・トゥームスの遠隔操作で後ろから飛んでくる翼。『スパイダーマン』ゴブリンのオマージュ?

・と言えば、そもそも親しい人の父親がヴィランってのもオマージュか?でもそれはよくあるっちゃよくあるパターンだよね

・タワーを売るトニー。でも金に困ってるワケではなさそう。このタワーはただの基地というだけじゃなく「地球にアベンジャーズあり」「ニューヨークにアベンジャーズあり」みたいな象徴でもあっただけに、今後がちょっと心配

・ていうかよく売れたな!?あんな面白い形のタワーを買って住むやついるんだろうか

・輸送機内の荷物にチタウリの銃。フューリーはかつてヒドラの武器を研究してたことでキャップにキレられてたけどな……と思わなくもないけど、まあもうそんなこと言ってられない時代だしな チンピラですら買えるんだし

・バルチャーが囮のドローンを飛ばす。クモ型ドローンちゃん(ドローニー)といい、高校で飛ばして校長に怒られてたやつもいたし、なんかドローンだらけ。『シビル・ウォー』の時はレッドウィング(ファルコンの相棒)もいたけど、10年後には古いドローンだなあと笑う時代がきっと来るんだろうな

・この映画で一番暗くて見辛いアクションシーン。試写でそれを覚悟してたからレーザーIMAX(黒が強調される)でよく見ることができたけど、まあやっぱ見辛いわ……3Dだと暗いから余計見辛いかも

・ビーチの戦い、無理な挙動で翼が爆発。MCUフェーズ1とかなら絶対あそこでトゥームスごと木っ端微塵になって終わってた

・ブルックリン、コニーアイランドの遊園地、1900年代からずっと営業中。もちろん実在。『キャプテン・アメリカ/ファースト・アベンジャー』でも語られていた通り、スティーブとバッキーもここで遊んだ

・スティーブはコースターで吐いた

・スティーブが吐いたコースターことサイクロンが大写しになる。実際メッチャ揺れるという話

・サイクロンの上、ふたたびアメリカ国旗をバックにスパイダーマン。今度はマスクを脱いでいる。おつかれピーター

・ちょっと無能に見えがちなハッピー。トニーにちゃんと報告はしてることが上記のように端々からわかりはするものの、やっぱりちゃんと謝るシーンがあるのはいい。吹替の方がニュアンスがよく伝わって好き

・「君はイヌとヤっちまったが産まれた雑種を立派に育てた」例えがいきなり下品すぎて笑う

・トニーの字、えらい丸っこくてかわいい

そっちのスーツかい!!!と全人類の7割がツッコんだであろうシーン。いや別にいいと思うんだけど、せっかくなんだから新スーツあげりゃいいのにと思わなくもない……でもまあ 親愛なる隣人の象徴だよな

・関ジャニのNever Say Never、そこで流れるんかい!!

・曲はいいよね。シングルないっぽいからアルバム買いました。みんなも買おう

ジャム(通常盤)

・トゥームス収監。囚人に今までのヴィランがいても面白かったけどそれだとギャグっぽすぎるか

・ちょっとニヤッと笑うトゥームスが最高。もう再登場決定やお前

・スティーブ、忍耐を説きながら長い撮影に弱音を吐く。そもそもこの人、初っ端から命令違反して仲間を助けに行くくらい忍耐力に関してはほぼ無い気がする

・『シビル・ウォー』でもいろんな議論が起こったけど、この人は割と暴力的でケンカっ早くてクソ野郎なのにヒーローであろうと必死に頑張ってる姿がカッコイイんだと思ってる

・逆にトニーは超仲間思いで全部自分で抱え込んじゃうタイプなのにクソ野郎っぽく振る舞うのが板につきすぎている……

・ピーターもトニーも、お互い自分の中の未熟さに気付かされたであろう今回の一件。去って行くピーターを見るトニーの表情や、基地を立ち去りながら笑みを浮かべるピーターが本当にいい

・まとめ

f:id:AQL826:20170816110142j:image

『チェルシー』より

 

まあこのくらいかなと。
全体的に「すでにヒーローがワンサカいる世界で、新人であるピーター少年がスパイダーマンになるまで」をじっくり丁寧に描いた作品という印象で、守るべき人たちだけじゃなく憧れの師匠や頼れる友人がちゃんといて、だからこそ悪人を殺すことなんざハナから頭にない“現代のスパイダーマン”像というのは割と新しく感じました。もちろん悪人(バルチャー)の方も超魅力的。正直今までのMCUヴィランで一番好きかもしれない……次点でコットンマウス、ジモ、キルグレイヴかなあ。

 

それでは今日はこの辺で。
お読みいただきありがとうございました。