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全タイパワード

好きなものを好きなだけ

Fan's Voiceに投稿した記事一覧

こんにちは、始条アキラです。

Fan's Voiceというサイトで、僭越ながらアメコミ関連のインタビューやコラム記事を書かせて頂いています。

書いた記事はこのページにまとめて順次更新していく予定ですので、ヒマな方はぜひ読んでみてください。

GotG2 劇中アイテムのあれやこれ

こんばんは、始条アキラです。

 

全世界で大ヒット、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』ことGotG Vol.2
みなさん観ましたか?まだの人は観ましょう。

Fan's Voiceの方で書いたイースターエッグ集もおかげさまでたいそうバズってくれ、たくさんの方々に読んでいただけたようです。読んだり拡散したりして下さった皆々様、どうもありがとうございました。

映画観たけどまだ読んでないという人はぜひ読んでみてね。


以下、映画本編のネタバレが含まれます

 

さて本題ですが、本作の劇中にはさまざまな懐かし(?)アイテムが登場していました。
Twitterにもボカして書きましたが、端的に言うと特定したのでブログにもまとめておくことにします。

 

・怪獣センサー
冒頭、宇宙怪獣アビリスクの接近を探知するセンサーとして使われていたのはマテルのフットボールゲーム機です。

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マテルといえばホットウィールとかウノとか、あとゲームなら海外版ファミコンことNESが有名ですね。ピーターも子供のころ買ってもらったやつを改造したんでしょうか。
向こうのAmazonで買えます(2017年5月現在)。

 

・Zune
冒頭の話をしてたのにいきなりラストまで飛びました。薄い記事ですね。
イースターエッグ集にも書きましたが、ヨンドゥがピーターのために宇宙のガラクタ市で手に入れていた音楽プレイヤー・Zuneは30GBの第1世代、カラーはブラウンです。

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コレも同じく向こうのAmazonに。

 

・イヤホン
ココで終わらないのがオタクの性、もう一歩踏み込んでイヤホンまで探してみました。
Zune Premium Headphones V2 です。

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Amazonにはなかったんですが、ebayとかで散見されました。
もしかしてZuneの付属品かな?と思って調べてたんですが、どうも初代の付属品はケーブルが真っ黒のものみたいなんですよね。純正でシマシマケーブルのコレでほぼ確定と思われます。

 

まあ、Blu-rayがない以上100%とは言えないので、違ったとしても責任は取れません。その時はゴメンね。

 

たぶん情報が出回るにつれてどんどん手に入りにくくなっていくと思うので、こだわったコスプレをしたい方やおれのように狂ったオタクたちはぜひチェックしてみてください。

 

お読みいただきありがとうございました。

スマホを守護(まも)ろう

こんばんは、始条アキラです。

スマホの画面、割れてませんか?

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いますよね、バッキバキに割れたまま使ってる人。
みっともなく見えたりもしますが、正直それ以前に、割れたガラスに毎日指を這わせるなんてそんな……根性試しみたいなこと……なんで続けてられるんだ……と思っちゃいます。
スパッとやっちゃうかもしれませんし、ガラスの粉が指についたまま目なんて触った日には取り返しのつかないことになりかねませんしね。

 

画面を割ったままスマホを使ってる人には今すぐ修理に持ち込んで頂きたいところなんですが、それはそれとして重要なのは予防です。シートを貼ったり、カバーを使ったり。
ところでこれは自慢なんですが、僕は保護シートを貼るのが得意なんです。
ホントは上手く貼れなくて困っている人たちの所に今すぐ飛んで行きたいくらいなんですが、そりゃ無理だし……


というワケで、きょうの記事ではスマホやゲーム機に保護フィルム、保護シートをキレイに貼るコツをご紹介しましょう。

 

そもそも保護フィルムにはいろいろ種類があるのはみなさんご存知の通りなんですが(知らない人はわざわざこんな記事読まないよね)、僕のオススメは断然ガラスフィルムです。
ちょっと高いのと貼り直しが効かないことを除けば、耐久性、透明度、操作のしやすさ、あらゆる点において普通の保護シートを超えた使い心地です。


ガラスフィルムを選ぶ時は、まずラウンドエッジ加工されてるものを選びましょう。ラウンドエッジというのはそのまんまの意味で、端が丸く処理されてることです。最近だとすげえ安物以外はだいたいされてるんですが、いちおうパッケージで確認するようにしてください。コレがないとフチで指を切っちゃったりします。


あとは表面処理の違いもあります。透明タイプは長いこと使っていると滑りが悪くなってきますが、画面はほぼ何も貼っていないような鮮明さのままです。マット(さらさら)タイプのものは操作性はバツグンですが、よ〜〜く見ると多少にじみます。このへんは保護フィルムでも同じで、好みで選ぶといいです。
ただ技術が進んだおかげか、最近のやつはマット加工のものでもだいたい鮮明です。


それからサイズの違いもあります。特にiPhone6以降は画面フチが丸くなっているので、画面よりちょっと小さめサイズのものが増えました。
個人的には保護ケースとの併用をオススメしているのでフルフラットという全面カバータイプがオススメです。ただ、このタイプはどうしても端が完全には貼り付かないようになっているので、ケースを着けたくないという人は通常サイズのものを使った方がいいと思います。貼り付いてない所が割れやすくなっているので……

 

フィルムの解説はこの辺にして、貼り方の話をしていきましょう。


まず裏ワザなんですが、コレはもう単純な話でして、
「部屋を暗くして、電気スタンドの下で貼る」
コレに尽きます。
ホコリのない風呂場で貼る!とかもよく聞きますが、正直こっちの方がいいと思ってます。なんたってホコリが全部見える!!
この方法ならモコモコの布団が敷いてある部屋ですらキレイに貼ることができます。実際僕はそうしました。

その他のコツはいろんなサイトに書いてあると思うんですが、僕なりのやり方を順を追って詳しく解説しておきます。

 

用意するもの
・スマホやゲーム機本体(新品か修理したばかりのものなど、欠けや擦れがないものを使うこと)
・保護フィルム
・電気スタンド
・セロハンテープ
・ティッシュ(ローション入りの高級品ではなく、そのへんの安物を使うこと)
・メガネ拭き(なくてもよい 保護シートのオマケなど、ホコリのついていない新品や使い捨て品があれば申し分ない)

 

①部屋の電気を消してできるだけ暗くし、電気スタンドだけを点ける。以下の作業はスタンドの下で行うこと。


②本体の画面を、濡らしてから軽く絞ったティッシュでよく拭く。画面に細かい水滴が残る程度。


③乾いたティッシュで画面を拭き、水気を取ってピカピカにする。


④メガネ拭きか、なければ乾いたティッシュで画面をサッサッとなでてホコリを取り除く。やりすぎると静電気でホコリを吸い寄せてしまうので注意すること。その場合②に戻る。


⑤ホコリが入らないように注意しながらシートを貼る。この時、とりあえずホコリがちょっと入っちゃってもいいので位置だけはピッタリ合わせること。

iPhoneであれば、ホームボタンの位置を合わせてからそこを軸に回転させて上側の穴と合わせると上手くいく。


ガラスフィルムの場合はフチの部分を指の腹で持つとうまく支えられる。また、ガラスは貼り直しがしにくいので、貼る前の段階でホコリが付いてしまった場合は輪っかにしたセロハンテープでホコリを取っておく。
普通のフィルムの場合、貼ってからでもセロハンテープでシートの一部を浮かせつつ輪っかにしたセロハンテープでホコリを取れる。

 

⑥万が一ガラスフィルムにホコリが入ってしまった場合、端からゆっっっっ……………くり全部剥がしてからホコリを取って貼り直す。この時少しでも焦るとパキッ!終了!!なのでくれぐれも注意すること。

 

……という感じです。
この方法ならたぶん どんな人でもキレイに貼れる!!……と 思います。

 

まあ 自分でできるならそれに越したことはないんですが、ぶっちゃけ貼るのめんどくさいって人がほとんどなんじゃないでしょうか。
そういう人のために、最近は(つってもけっこう前から)フィルムを買えばタダで貼ってくれるお店も多数あります。
いろんな店で試しましたが、メジャーなトコだとAppbank Storeがオススメです。

Appbankとかマッ○スむらいは嫌いですが、保護フィルム貼りのテクニックに関してはここに勝る店はないと思ってます。やっぱ数をこなしてるからか、他の店と比べると頭一つ抜けてキレイに貼ってもらえます。
ガラスフィルムとかが割れた場合に安く買い直せる保護フィルム保証サービス

みたいな奇特なサービスをやってたりもするので、自信のない方はぜひ。ていうか正直キレイになるまで新品に貼り直し続けてもらえるから選ばない手はないと思うんですが、あんま宣伝っぽくなるとやらしいのでこのへんで。金ももらってないし

 

……ここまで書いといて言うのもアレなんですが、保護フィルムやガラスフィルムはあくまで画面の擦り傷を防止するためのもので、本来は割れへの防御力は限りなく低くなっています。
いくら硬度9とか言ったところで地面に叩きつければ木っ端微塵に砕け散りますし、端から本体を落とした時なんて見るも無惨なベコベコの金属板がいっちょあがりです。
「ガラスフィルムだけ貼って本体は裸で使う」みたいなのも、まあどっちも保証入ってるなら本人の自由だからいいんですが、そんなこと言いながら割れたまま使ってる人とか……まさか、いませんよね……?まさか、画面は無事なのに割れたガラスフィルムを貼ったまま使ってる人なんて、いませんよね………?

 

まさかいるはずもない人の話は置いといて、僕のオススメする完全防御は耐衝撃ケースとフルフラット保護ガラスフィルムの組み合わせです。

UAGのとか
https://www.amazon.co.jp/dp/B010MVJM5K/
Spigenのとかがオススメです。保証もしっかりしてるし。

このへんはお好みの問題ですが、なるべく聞いたことないメーカーのものよりやたら長い商品説明がついてるやつを選びましょう。
アルミとかの金属使ってるやつもいくつか使ってみましたが、頑丈は頑丈だけどやっぱり電波干渉が大きいのでオススメはしません。

 

こんなところでしょうか。
ちなみに、いま僕が使ってるのはコレ

です。なんかゴツく見えるけど実物はだいぶスマートで使いやすいのでオススメです。高いけど壊れるより安いし……

 

それでは今日はこのへんで。
お読みいただきありがとうございました。

 

ちなみにトップの画像はサム・ライミ版スパイダーマンのオープニングです。誰がなんと言おうと名作です。ブルーレイBOXを買いましょう。

Instagramをはじめました

こんにちは、始条アキラです。

Instagramをはじめてみました。

 

インスタというと #自撮り#仲間#飲み#最高#合コン#花見#海 みたいな、なんかそういう、そういうイメージだったんですけど、最近ではオタクたちがTwitterと並行して使っているのをよく見るようになりました。(つっても結構前からやってる人はいましたね)

 

ライダーのオモチャ写真のパイオニア、クロネコ零式さんとか

スパイダーグウェンのコスプレとかされてるカンナさんとか。

この二人は普段からTwitterでも仲良くしてくれてるんですが、きのう深夜1時半にはじめたインスタをすぐフォローしてくれました。ホントにありがとう!寝ろ

 

ハッシュタグ(#のやつ)だらけの文体もなんかヘンテコだなあと思ってたんですが、写真を主としたSNSだから文字打っても実際あんま意味ないっぽいんですねコレ。

郷に入りては郷に従えってことでおれもこれからやっていこうかなと思います。

めしとかオモチャの写真をアップしていくと思うので、よかったらフォローしてやってください。よろしくお願いします。

 

お読みいただきありがとうございました。

 

改名しました

こんばんは、アキラです。

 

前に書いたアサシンクリードの予習記事がTwitterでそこそこバズりまして、多くの人に読んで頂けたようです。ありがとうございました。

 

ブログの更新がしばらく止まっちゃってスミマセン。

もともと長文を書きたい時にだけ使う予定だったのですが、やっぱり始めちゃうと定期的に書きたくなりますね。読んでくださってる方も多いので、今後なるべくヒマな時に書くようにします。

 

本題なのですが、改名しました。

つってもハンドルネームに名字を付けただけなんですが……

今後は始条 アキラ (しじょう あきら)で通していこうと思います。

なんでそんなことをしたかというと、

・"アキラ"が沢山いてよくカブるから

・フルネーム調のハンドルネームだとそのまま偽名(というか、応募する時とかの名前)に使えたりして便利だから

・記事を書いたりする時にフルネームだとキマるから

・カッコイイから

です。

 

他にも名字の候補はいろいろあったのですが、

・読めて

・他とカブらなくて

・ほどよくカッコつけた

名字としてコレを選びました。

リアルで会う時は始条でもアキラでも好きな方でお呼びください。

あらためてよろしくお願いします。

 

お読みいただきありがとうございました。

映画『アサシンクリード』はじめてガイド〜これだけ覚えてれば大丈夫!〜

こんにちは、アキラです。

いよいよ映画『アサシンクリード』が公開されましたね。

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僕はゲーム版の大ファンで、ゲームは全部やってスピンオフなども追いかけてるのですが今回そのへんは割愛しまして。

今回の映画、どうもゲーム版の基本知識が必要だそうなので、ひととおりここに書いておこうと思い立ちました。

まあ一本の映画としてちゃんと楽しめる作品に仕上がってるとは思うんですが、予告とか本国での反応を見る限りだと一応予習しておいた方がもっと楽しめると思います。

というワケでさっそくどうぞ!

 

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アサシン教団…
人間の自由のために戦う戦士たち。
暗殺技術に長け、太古の昔から世界中のあらゆる都市を拠点として活動している。

パルクールに似た技術によって街中を駆け回るほか、高所から飛び降りる"イーグルダイブ"を得意としている。
彼らを象徴する武器が、手首に装着する仕込み刀"アサシンブレード"
かつてはその飛び出し機構のためにアサシン全員が左手薬指を切り落としていた。
技術の進歩と共にブレードも改良され、指を落とす必要はなくなったが、同盟の象徴として自ら切り落とす者も多い。
現代ではほぼ全滅しているが、未だ数名が潜伏していると思われる。

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テンプル騎士団…
人間の自由意志を奪い、支配することで世界に平和をもたらそうとしている秘密結社。
歴史上のさまざまな組織を隠れ蓑にしながらその勢力を維持している。

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アブスターゴ…
現代におけるテンプル騎士団の姿。
世界的な大企業で、生活用品から人工衛星まであらゆる製品を手がけている。
その圧倒的な権力、勢力によってアサシン教団を壊滅状態に追い込んだ。 

CEOはアラン・リッキン。もちろん彼もテンプル騎士のひとりである。

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アニムス…
アブスターゴが開発した装置。
人間の遺伝子に残された先祖の記憶を呼び覚まし、バーチャルリアリティとして体感させることができる(体感させることで記憶の解析が進んでいく)。
アブスターゴはアサシンやテンプル騎士の末裔(と、本人は知らない)である人物を次々に拉致し、強制的にアニムスを使わせることで過去の記録やさまざまな秘宝の在り処を探っている。
先祖の記憶を追体験した人物には"流入現象"と呼ばれる副作用が発生し、先祖の身体能力が身に付いたり、記憶のフラッシュバックが起こったりすることがある。
最終的には自分が誰なのかわからなくなり発狂する者がほとんどである。

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エデンの果実…
"かつて来たりし者"と呼ばれる古代の神々が作り出したさまざまな兵器の総称。
数百年に渡ってアサシン教団とテンプル騎士団による争奪戦が続いている。
特に"リンゴ"と呼ばれる金色の球体は世界中に複数存在し、人間の意志を完全にコントロールする能力をもつため、アブスターゴの主なターゲットとなっている。
ナポレオンやガンジー、エジソン、ヒトラーなど歴史上の人物たちが所有し、この力を利用してきた。
単に"果実"、あるいは"秘宝"などと呼ばれることもある。 

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かつて来たりし者…
数万年前に地球に住んでいた古代の知的生命体。いわゆる神のような存在。
高度な身体能力と知能を持ち、エデンの果実を作り出して人間を奴隷として支配していた。
しかしその一部が人間と交わったことで、神と人の混血が出現。彼らにはエデンの果実による支配が通用しないほか、神のもつ身体能力や特殊な才能を一部受け継いでいた。
混血である"アダム"と"イブ"は神に反旗を翻し"リンゴ"を奪取。神々と人類の戦争が勃発する。これがアサシン教団の原点となった。
しかし太陽フレアの影響により神々は絶滅。人類もほとんどが死に絶えたが一部が生き残り、現代に至るまで文明を築き上げた。
ちなみに、本来この混血の末裔こそが真の"アサシン"と呼ばれる者たちであり、優れた身体能力や"鷹の目"と呼ばれる超感覚をもつ。

 

まあ こんなところでしょうか。

たぶん画像4枚にまとめてTwitterに上げたら伸びるんだろうなと思ったんですが、せっかくだからブログに書いとこうと思いまして。

もし興味があればゲーム版もぜひプレイしてみてくださいね!

たぶんこの記事に書いてあるだけの予備知識でゲームの方も十分楽しめると思います。

 

余談…

このポスター、アサシンクレスト(アサシン教団のマーク)を表してるのメチャクチャカッコ良くないですか?

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お読みいただきありがとうございました。

世界がたとえひとりの夢だろうと〜『GANTZ:O』レビュー

こんばんは、アキラです。

きょうは映画『GANTZ:O』の「ネタバレなしで紹介&ネタバレありで感想」をやっていきましょう。
これをレビューと呼ぶかは知りません、たぶん違います。

 

なぜかというときょう(2017年2月22日)円盤が発売され、もうすぐ(3月8日)レンタルが始まるからです。
上映館が少なかったこともあり、「レンタルでいいか……」とスルーしてしまった人もいたことでしょう。
この記事を書いてる途中にNetflixでも配信が始まったので(マジかよ)、この機会にぜひ観てもらいたいと思います。

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原作となった奥浩哉先生の『GANTZ』は2000年から2013年までヤングジャンプに連載されていたマンガです。
死んだはずの人間が謎の黒い球・ガンツによってアパートの一室に転送され、謎の怪物「星人」たちを殲滅するミッションを課せられます。
その特徴的なエロ・グロ描写や、不条理ともいえる謎やデスゲームを描いたストーリーから、ゼロ年代を代表する名作として知られています。

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2004年にはアニメ・ゲーム化。

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仏像編まで+オリジナルでした。OP最高。

2011年には前後編で実写映画化されました。

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僕はけっこう好きです

そして2016年、原作中盤の一大イベント「大阪編」をフルCGで映像化したのが、本作『GANTZ:O』です。

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 「必ず、生きて帰る」という、まあ邦画の予告でよく見るテーマ。GANTZだと重みが全然違って見えますね。

ガンツのミッションは基本的に東京で、数体の星人を相手に行われていたのですが、このミッションでは大阪を舞台に多数の妖怪軍団(に擬態した星人)と戦うことに。
大阪チームも初登場し、「複数のガンツ(黒い玉)」の存在が示唆されました。
極限状態で生まれる愛や友情、理不尽で絶対的な存在との対峙など、『GANTZ』の真髄が詰まったエピソードですね。
本作では映画化にあたって設定が多少変更されているほか、登場人物の数も大きく削られています。

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この「原作との相違点」こそがこの映画の最大の魅力なのですが、それに関して詳しくは後述します。

フォトリアルなフルCGアニメというと『Appleseed Alpha』や『キャプテンハーロック』、『聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY』とかがありますね。どれも映像のクオリティが素晴らしく、海外からの評価も高いと聞きます。
あとまあ、なによりメカと女の子が最高

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Appleseed Alphaより。

『GANTZ:O』でも、CGで完全再現された大阪・道頓堀を舞台に、CGのキャラクターたちがCGの妖怪軍団と死闘を繰り広げます。

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このキャラクターデザインといい、

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この妖怪軍団の気持ち悪さや質感といい、

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このGANTZウェポンの重厚さやリアルさといい、国産CGの底力を見せつけられます。

本作は映像だけでなく脚本の面でも評価できます。脚本家は黒岩勉氏。
最近だと『ONE PIECE FILM GOLD』とかを手がけられており、無駄がなくキチッと筋の通った脚本を書かれるイメージです(セリフがくどいこともたまにあるけど)

 

……正直、公開されるまではメチャクチャ不安だったんですよ。
映像に関しては、予告編やテスト映像がいくつか出ていたのでまだ安心できたのですが、
ストーリーの面では「GANTZからいきなり大阪編だけを映画化」とか「登場人物を減らしてパラレルでやる」とかの情報しかなく、「『GANTZ』の映画化としてどうなのか」「一本の映画としてどうなのか」などという不安が尽きませんでした。

しかし、フタを開けてみるとこれがもう超絶大傑作
映像は期待していた以上のクオリティでしたし、脚本も「原作ファンだからこそ楽しめる要素」と「原作を読んだことがないからこそ楽しめる要素」が見事に両立したすばらしいものでした。

詳しい感想は以下に。‪

原作ファンにもはじめての人にも、映画しか観たことがない人やむかし読んだきり忘れちゃってる人なんかにもすべからく超オススメの作品です。まだ観てない人、ぜひ観てみてください!マジで!

 

 

以下、『GANTZ:O』のネタバレがあります

 

 

ここからはネタバレ全開で語っていきましょう。
先述のように、僕がこの映画の白眉だと感じたのは「原作との相違点」です。
言ってしまうと「原作から途中だけぶっこ抜いて映画化する」ことになるワケなので、観るまではホントに不安でした。
聖闘士星矢とかハーロックも映像のクオリティは高かったけど、脚本がいまいちノリきれなくて……(ところどころ好きなシーンはあるんですよ、もちろん)
もしかして最初に回想で大阪編までのダイジェスト挟むのか?とか、逆に初見を完全無視してホントにそのまま映像化するのか?とかも考えたりして。

 

ところがどっこい、本編を観られた方にはもうおわかりでしょうが、今作ではなんと
「加藤が一度解放されていた」
という設定がラストに明かされました。

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この大仕掛け一つによって、この作品が「独立した一本の映画」として完成するだけでなく、
「"抜き出しただけ"でも"ただのパラレル"でもない」ことで原作ファンにも楽しめ、
「主人公が記憶のなくなった加藤である(未知のデスゲームに初めて参加する状態である)」ことでGANTZを知らない初見の人にも楽しめるというワケです。

この大ネタ以外にも、一本の映画として楽しめるよう(しかも、GANTZらしさを壊さない程度に!)細かい変更点がいくつかありました。


・武器の仕様変更。Xガンの射程距離や弾数制限、ロックオン機能のオミットによって緊張感が高まったほか、レーダーが標準装備に。UIも大きく変更されました。

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結果的に武器の取り回しもシンプルでわかりやすくなったし、UIも今作のCGの感じに合っててとても良いんじゃあないでしょうか。

 

・本作オリジナル武器、巨大ロボの刀。
GANTZにおけるプレイヤーたちのの最大戦力・ガンツロボ(仮)
本作でも大阪最強の男・岡八郎が操縦していましたが、その武器であった巨大な日本刀は原作に存在しないオリジナルの武器です。

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このバチバチエフェクト!オリジナルなのにGANTZっぽさ全開でした

 

・制限時間に関するルールの変更。原作ではタイムアップすると0点に逆戻りするだけですが、本作では全員死んでしまうという設定に。きびしい!(どうやってそのルールを知ったの?とも思いますが、たぶん普通にガンツが教えたとかでしょう)

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これらのルールや仕様をおっちゃんやレイカのセリフによってちゃんとひとつひとつ把握できるようにしてあったのも良いですね。

 

・登場人物の大幅削減。
これに関しては賛否両論というか、仕方ないこととはいえやはり魅力的なキャラクターたちの多くが登場できなかったのは残念に思います。
むしろ、映画化に当たってどうしても登場人物を減らさなくてはならなかった状況の中では最高のアレンジがなされた、とも考えられます。

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吸血鬼コンビも見たかったなあ。この役割は西くんに回されてました。
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東京チーム最強・風。実は後ろ姿だけ登場はしてるんですが、彼の戦いも見てみたかった……
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妖怪軍団だと犬神も好きです。天狗と対をなすぬらりひょんの両腕。カットされてしまい残念!

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あとは般若・小面コンビ。こいつら不気味で大好きなんですよね。刀を駆使した高速バトル見たかった……

 

登場人物が減ったことで、結果的にラストバトルに全員がちゃんと参加できたのは良かったと思います。英雄・玄野の不在の中、加藤に触発され「意思受け継いでいく」ことを決意する構造も好きですね。

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ちなみに、実は遺影の並ぶシーンで見知った顔がたくさん並んでました。風やタケシだけでなく岸本や桜井、師匠、稲葉、和泉の姿まで確認できます。あと千手の時のミリオタとか空手家なんかもいますね。

 

では、このへんでその登場人物の話に移りましょう。
まずはやっぱり主人公である加藤、そして玄野でしょう。

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「やるしかないんだ!」という、GANTZの物語全体のテーマのひとつでもある言葉を軸に二人の主人公が重なるシーンはお見事。
声優は小野大輔梶裕貴。アニメやVOMIC、実写版などでこれまで様々なキャストが演じてきましたが、その中でもダントツ一番ピッタシのキャスティングだったと思います。
前売り券を買った時の特典がこの二人の登場するボイスドラマだったのですが、これも非常に良かったですね。(GANTZのはじまり、電車に轢かれるシーンでした。)

 

次は名脇役、鈴木のおっちゃんです。

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このおっちゃん感!

どんな絶望的な状況の中でも他人への配慮を欠かさない、優しいおっちゃん。
臆病にも見えますが、本編冒頭のオニ星人との戦いでも玄野をサポートしたり、身を呈して加藤をかばったりと、実は非常に肝の座った人物であることが見て取れます。
声優はあの池田秀一氏。さすがベテランの技巧とも言うべきか、頼りないおっちゃんの声を見事に演じておられました。予告編の「大阪……!?」のセリフだけでも100回はリピートしましたからね……

 

お次は西くんです。

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この憎たらしい顔!

原作大阪編ではそこまで活躍してなかった西くんですが、今回はメインで大活躍(?)
彼の代名詞であるステルスもカッコイイし、序盤にヤクザをブッ殺したのもつかみのインパクトとして十二分だったんじゃあないでしょうか。
声を演じたのは俳優・郭智博さん。あんまり声優をされてるイメージはなかったんですが、これがまたメチャクチャ良い西くんでした。
本郷奏多の実写版西くんも超ハマってましたが、こちらもなかなかの再現度でしたね。
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どハマり。後編のコピー西くんも好きです

 

そしてヒロインのレイカ
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二人とも映像化はたぶん初ですね。
本作のレイカは玄野を亡くした直後なのもありちょっと陰のある感じ。エロい!!
エロ目線ついでに言うと、胸が水風船のようにバルンバルン揺れるんじゃなくて重量感のある挙動なのがよかったですね。ガンツスーツの擦れる音とかの細かいこだわりも評価できます。
これは冗談でもなんでもなく、最新技術というものはすべからくエロ方面に向かう時に進化しますからね。

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超かわいい

杏はちょっとベラベラしゃべりすぎですが、原作通りだからまあ許せちゃう。演じたのは声優として大活躍中の市道真央ことM・A・O。演技の幅がメチャクチャ広くてステキですね。おれはゴーカイイエローの時から好きだったぜ!!(老害古参アピール)(たぶんみんな好き)

 

忘れちゃいけないのが芸人トリオ

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レイザーラモンHG・RG、そしてケンドーコバヤシが大阪の強豪メンバーである島木室谷、そして最強の岡八郎を演じました。
ぶっちゃけ彼らに関してはぜんぜん不安じゃなかったんですが、予想以上にいい演技されてましたね。特にRGのノブやんがいい味出してました。

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今回のラスボス、100点ちゃうか?

 

あとは主題歌も良かったですね。ドレスコーズの人間ビデオ』です。

歌詞はまさしくGANTZという感じ。疾走感バリバリで最高です。このMVは良すぎたので公開されてから毎日十数回は観てました。
あとカップリングの2MC & 3次元』もまた良いんですよコレが。

梶裕貴・小野大輔の二人が歌う(?)キャラソン仕立て。原作中のセリフを盛り込みまくってます。
残念ながら配信はされてないので(たぶん。情報求む)、CDのGANTZ:O盤を買いましょう。

 

人間ビデオ【GANTZ:O盤】

人間ビデオ【GANTZ:O盤】

 

ここまで大絶賛してきましたが、モヤモヤするポイントもなくはありません。
まずは序盤、加藤が通り魔に殺されてしまうシーン。

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ココなんですが、せめて通り魔に一矢報いてほしかったんですよね……
刺されながらもなんとか体当たりで気絶させるとか、あるいは最悪手出しできないまでも襲われてたおじさんだけは逃げ出せるとか、そういう描写がほしかったのが正直なところ。

 

次に、これはもう完全にケチをつけるだけになっちゃうのですが、思ったからには書かないわけにはいくまい。通天閣のシーンです。

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道頓堀から通天閣、見えないんですよ。
このへんはよく遊びに行くんですが、他のシーンではちゃんと道頓堀が再現できてただけにどうしても気になっちゃって……
もちろん通天閣から街を見下ろすぬらりひょんは迫力があって良かったんですけどね。

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串カツを食べるふたり。二度づけし放題やな!
実際のロケ地(というか、モデルになった場所)はココですね。通天閣の真下にある壱番です。

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近くにはづぼらやのフグ提灯もあります。

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メインの舞台となった道頓堀の戎橋からリアルに歩いて行くとだいたい30分近くかかるのですが……
矛盾しないようこじつけると、本作では原作にあるエリア制限のルールが説明されなかったため、そもそもそんなルールが存在しない、という可能性もあります。
まあそれにしたっていくらなんでもミッション中に余裕かましすぎな気はします。わざわざこの店の串カツ食うために無人の道をガンツバイクでカッ飛ばしたんですかね……(やりそうだけど)

主なモヤモヤはそれくらいですかね。

 

これだけの超絶大傑作を観てしまうと、やっぱりこれからの展開も期待しちゃうのがオタクの性
本作のパラレル具合に合わせたねぎ星人〜オニ星人までの前日譚をこれくらいのクオリティでやってもらって(なんならCGじゃなくてアニメでもいいから……)、カタストロフィ編をベースに最終章を映画で!みたいなことやってくれたら最高なんだけどなあ。
あと、去年は文庫版も刊行されましたが、個人的には『GANTZ:OSAKA』みたいな大判の完全版で読みたいところです。

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……いろいろ書き殴りましたが、言いたいことはだいたい言えた気がします。
とにかく言いたいのは、単純にメチャクチャ面白かったということですね。
劇場で観た人も、ぜひネトフリやレンタルでもう一度観てみてください。

なんならここから原作を読んでみるのもいいと思います。違いを楽しむのもいいし、最初から読んでみるのもアリだと思います。

あと何より、円盤を買ってください。
だっておれが続編観たいから!!!

 

お読みいただきありがとうございました。